この本は、新卒で入社した会社の社長から勧められ、私自身も営業職に従事していた頃に読んだものです。
書くことは簡単だ
セールスレターの執筆機会は直接的にはなかったのですが、当時、クロージングに電話だけでなくメールを活用する機会が増えていました。そのため、文章を駆使してクライアントの成約率を向上させる方法について考えていました。この本に書いている内容には、成約率を向上させるためのヒントが多くあります。
『究極のセールスレター』は、全米のダイレクトマーケティングの専門家たちが必読とされるバイブルのような一冊と言われています。本書から学んだことは、クライアントを徹底的に理解し、提供する価値を明確に伝えることの重要性です。そして、メリットだけでなくデメリットも率直に伝え、相手の目を引き、興味を引く文章を構築する方法が詳細に解説されています。文章を通じて、相手にラブレターのようなメッセージを送るイメージです。
その後、私は営業からウェブメディア制作、そして採用担当としての職務に携わるようになりましたが、この本で身につけた文章スキルはどんな職場や職業でも役立つものとなりました。クライアントだけでなく、面接の候補者や、部下に対するメッセージの作成など、様々な状況で『究極のセールスレター』のテクニックを応用できます。
まだこの書籍を手に取ったことがない方は、ぜひ一読してみてください。ビジネス文書術のスキルセットを向上させ、コミュニケーション能力を高める一助となることでしょう。
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