8.内定・入社準備

入社日の候補者に対するフォロー

Follow-up for candidates on joining day.

採用担当者としての仕事は、候補者が入社日に入職した時点で一区切りになります。そして採用担当者のその候補者に対する最後の仕事は、入社日における候補者へのフォローアップです。

候補者の不安に寄り添う

ほとんどの候補者は入社日に不安を感じることがあるでしょう。

新しい職場でのパフォーマンスや馴染むことができるかなど、不安は人それぞれです。入社の際に、候補者との関係を築けているのは、面接担当者と採用担当者だけです。そのため、採用担当者は入社日に候補者の不安を取り除くサポートをする必要があります。

具体的な行動については一概には言えませんが、入社日の朝オリエンテーションの際に、候補者とコミュニケーションをとり「何か問題があれば頼ってください」と伝えるだけでも十分です。また場合によっては、担当部署のメンターまたはメンバーに候補者を紹介することもよいのではないかと思います。

入社してよかったと思ってもらう

候補者がこの会社に入ってよかったと感じることは非常に重要です。

第一印象では、最も多くの情報を得ることができ、そこで得た印象はそのあと良くも悪くも継続します。そのため第一印象が良ければ、候補者は前向きなモチベーションで仕事に取り組むでしょう。

候補者の早期離職は避けたいです。そのため採用担当者は、入社日に候補者がポジティブな印象を持つように努力することが大切です。候補者が「この会社に入って本当に良かった」と感じてもらえるよう、入社日においても採用担当者は候補者をサポートを続けましょう。

まとめ

一人の候補者に対する仕事は一区切りになりますが、これからも採用活動は続いていきます。 一人として同じ候補者はいません。それぞれの候補者のニーズや要望を理解し、またどのようなキャリアパスをイメージしているかを想像しながら、会社にミスマッチがないように良い人を採用していきましょう。

今回の採用フレームワークでは、採用活動をゼロから始める際の一連の流れを詳しく説明しました。これから採用活動を開始する方にとって、今回のフレームワークは有用なガイドとなることを願っています。

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