書評
It’s Not How Good You Are, It’s How Good You Want to Be
It's Not How Good You Are, It's How Good You Want to Be
失敗作すら作れない人には、何も作り出せない
ポール・アーデン氏の著書「大事なのは今のあなたじゃない。この先、どのくらい上を目指そうと思っているかだ。」について、紹介します。
この書物との出会いは、大学を卒業し、社会人としての二年目にあたる時期でした。社会人に慣れてきて、自分の仕事に対するモチベーションや方向性に迷いを感じていたとき、この書物に出会い、目標設定の重要性を学びました。
私は学生時代、サッカーを行っており「ゴール」という言葉には馴染みがありました。それゆえ、社会人となったからといって目標設定を会社や上司に委ねるのではなく、自らの意思で目標を設定し、それに向かって努力することの重要性を再認識しました。
この書物は、目標設定の方法について、非常に創造的で独特な表現を用いており、目標設定そのものが楽しい作業であることを教えてくれます。また、目標は決して失敗してはならないものではなく、失敗を通じて学ぶことができるものであること、そのプロセスや意思決定に意味があることを説明してくれています。
この書物は非常に短く、10分から20分程度で読み終えることができますが、その中には非常に有益な内容が詰まっており、私自身も定期的に読み返しています。
モチベーションや目標を見失っている方々に、この書物を心から推薦したいです。
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